中小企業診断士の資格取得を決意したのが2009年9月。そこから、1年4ヶ月が経ちました。
昨年の試験結果は、1次試験敗退です。7教科中、4科目しか合格しませんでした。敗退科目は、経済学・経済政策、財務・会計、経営法務でした。経済学・経済政策については、大惨敗。それ以外は、どれも60点前後で、紙一重で合格と不合格が分かれました。
敗退のポイントは、「どうも本気になれない」ところです。資格試験以外にも、仕事や家庭といった大切な要素があります。仕事の忙しさで勉強する気になれなかったり、幼少の大事な時期に父親として関わることをおろそかにしたくない気があったりして、勉強に集中できなかった。
そして、この理由、深刻ですね。今もなお、仕事や家庭が勉強の妨げになる、いや、勉強が仕事や家庭の妨げになっているのかもしれません。自分でもどのように心の整理、時間の整理すればよいのか分かりません。
2010年の8月に試験が終わってからも、細々と勉強をしてきましたが、今になって振り返ってみれば、ほとんど実績が上がっていません。早起きも今では全くダメで、早寝早起き習慣は完全に吹っ飛んでしまいました。本当にだめなやつです。
とにかく、言い訳めいたことばかりが自分の口から出るので、このブログもずいぶんとお休みをしていました。今年も試験を受けるつもりですが、勉強のやり方を根本から変えなくてはいけません。
今の時点で変えたいと思っている勉強方法、まずはマインドマップについてです。
これまで、綾部貴淑先生の中小企業診断士 通勤講座を使ってきました。ここで入手した先生作のマインドマップを自分用に改良したものを用意する必要があると感じていて、それに着手しています。
先生の教材は、初期学習に十分な効果がありました。試験対策の下地作りとしては十分ですし、私のライフスタイルに合っていました。
しかし、このマインドマップをほぼ完全に覚えるということは不可能でした。他人が作っているものですから、自分なりのマップ、自分の飲み込みやすいレイアウトなど、学習するにつれて、マップに要求する内容が異なってきます。そこで、www.easystep.jpを利用して自分が納得するマップを1から作りはじめています。
その改良マップ以外に作ろうとしているのが、紙単語帳、それから音声単語帳も。日々、アウトプットを継続していかないと、記憶が台無しです。基本的に1次試験は理論ではなく、暗記勝負ですので、問題集だけでなく、細切れ時間を活用できる単語帳はそろえるべきだと痛感しています。
あとは、経済学対策として、2010年は超ハードな科目でしたので、2011年は軟化が予想されますが、急がば回れで、大学の授業で使っているようなマクロ経済学、ミクロ経済学の入門書を買い、読み込んでいます。ただし、自分にとっては難しい学問なので、そこに書かれている文章ではすっと理解できないことが多いため、自分なりの理解の仕方をがんがん書き込んでいます。経済学は暗記と理論の両方ともが重要な科目ですので、表面的な勉強ではなく、基礎力をしっかりつけたいと思います。
これらの対策で、経済学・経済政策、経営法務は乗り切れそうですので、あとは、財務・会計をどうやって処理するか、今はこのように整理の歩みを進めています。
今年、実は、仕事面では大きな変化がありそうな気配ですし、家庭では新たに家族が増える予定です。従って、去年よりも試験対策は更にハードでタフになりそうなのです。ですが、もう、こうなったら、恥も外見も気にせず、マイペース、2年で通らなければ、3年でパスするぞ!、それぐらいの気持ちですよ。中小企業診断士に求められるスキルは、職業人として必須のスキルと思います。どうせ、身につけなければいけないのなら、今、ここで攻略してしまおう、そういう気持ちには変わりありませんので、いつか必ず達成する、このように腹をくくっています。
ということで、久々の書き込みを閉じたいと思います。